November 2008アーカイブ
先日書いたペルセポリスは今年一番よかった映画だけど、一番かわいかった作品といえば・・・

内容紹介:ロシア史上、最も愛される人形童話
1969年から83年にかけて全四話の短編が公開されて以降、ロシアでは知らぬ者がいない、絶大な人気を誇る国民的映画。
主人公のチェブラーシカは2006年のトリノに続き今年の北京オリンピックでもロシアチームの公式マスコットに!
オレンジの木箱に閉じ込められて、遠い南の国からやってきた、大きな耳の小さないきもの。起こしてもすぐに倒れてしまうので「チェブラーシカ(ばったり倒れ 屋さん)」と名づけられたこの正体不明のいきものは、動物園にも受け入れを拒否され、都会の片隅の電話ボックスで暮らしていました。そんな彼が出会ったの は、動物園で働く、一人暮らしの孤独なワニ・ゲーナだったのです。
詩情ゆたかな童話的世界を舞台に、動きの細部にまで人間の心をそそぎ込まれた人 形たちが、愉快に働き、歓びをわかち合い、哀しみにふれ、無責任さに怒る。一見無邪気なエピソードに惹き付けられる一方で、描かれるのは現代にも通じる社 会のひずみです。公開から約40年たった今もなお、ますます人々を魅了するこの古典的名作には、“かわいい”だけで終わらせることのできない、時代と国境 を越えた生命力が満ちています。
そう、私が愛用しているあのキーチェーンのキャラクターです。
とにかくかわいすぎてどうしよう・・・って感じです。
ロシアのドラえもんとも言われるみたいです。
こちらのDVDも買ってしまった。
何回観てもかわいい^^

ロシア語ってすごく難しそう。
とりあえず「ダー」は「yes」ってことは聴き取れるようになりました!
ずっと見たかった映画がDVD化されるというので、予約までして楽しみにしてました。
先週やっと届きました!

by マルジャン・サトラピ
内容(「GAGAデータベース」より)
70年代から90年代の混迷するイランを舞台に、等身大の少女をユーモラスに描いた自伝的同名ノベルをアニメ化。9歳の少女・マルジャンが革命の中、自分らしい生き方を模索していく。キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴらが吹き替えを担当。
ペルセポリス
期待以上でした!今年見た映画の中で1番かも。
なんでガソリンが値上がりしたんだろーってことからイランの戦争や革命のことに少し興味を持ってたので、
最近はそっち系の本を読みあさっていたけど、このお話は分かりやすい上にクオリティが高い。
絵がかわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいくて、とってもスタイリッシュ。
モノクロとカラーの場面の使い分けや、世界観の表現が素晴らしかったです。
思わずTシャツまで購入しちゃいました^^
夏ごろ教えてもらってDVDが待てないからはじめに本を読んだんだけど、こっちも読み応えありました。
本はこちら


ペルセポリスI イランの少女マルジ
下巻
ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る
著者のマルジャン・サトラピさんが書いた本が他にもあって読んだけど、そっちも面白かった。
イスラム文化独特の女性のファッションに関して、その厳しい規則の中にどうやって自分の個性を表現するのか等・・・
中学、高校時代の制服をどうやってかわいく着こなすか・・・っていう事に夢中になっていた自分と重ねてみたり。
スカーフのかぶり方やイスラム世界の男女間もオモシロ分かりやすく書いてあった。
やっぱり人は規則が厳しければ厳しいほど破りたくなるもので、その場合の行為もエスカレートするんだなーって思った。
自分の中ではおそらく・・・ベスト・オブ★2008の作品でしょう。今のところ。