読む: December 2006アーカイブ

心温まる贈り物

会社の方に1冊の本をいただきました。
ランチの時によく読んだ本の話をする方からのオススメ


83.jpg青空の卵 (創元推理文庫)

編集社で働いてるお友達から薦めてもらって、
著者はゴースト?というか誰か謎らしい。
主人公の名前が作者と同じ名前だから、
実話なのかなー




『ひきこもり探偵シリーズ』というフレーズを目にしたとき、面白い軽く読める系かな?なんて思っていたけど…
一言で説明するのは難しいけど、こんな本に出会ったのは初めてだな~っていうのがはじめに思ったこと。

推理小説で謎解きもいいけど、それより作者は話の中で登場する人物たちの人間関係や、心の傷を癒すことを通して今の自分や社会に足りないものを教えてくれてる。
読んでいて自分一人に訴えかけてきているようで、何度も電車の中でウルウルしちゃいました。

心がぽかぽかして、自分が忘れていた何かを思い出させてくれる…そんな1冊でした。

で、どうやらこのシリーズ、全部で3冊完結らしい(終わらないでもっと書いてーと思った)
ということで、今日買っちゃいました。


創元推理文庫とは初めて手にしたけど、小さい本屋には置いてなくて探してしまった…


85.jpg動物園の鳥 (創元推理文庫)









84.jpg仔羊の巣 (創元推理文庫)









「本の押し付けって、やっちゃだめだよねー」といいながらこんなに素敵な贈り物をできるなんてすごいなと思いました。
本当にありがとうございました!

最近なんか調子でないなーと思ったら、是非読んでみてください。






このアーカイブについて

このページには、December 2006以降に書かれたブログ記事のうち読むカテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは読む: March 2006です。

次のアーカイブは読む: July 2008です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。