読む: November 2008アーカイブ
ずっと見たかった映画がDVD化されるというので、予約までして楽しみにしてました。
先週やっと届きました!

by マルジャン・サトラピ
内容(「GAGAデータベース」より)
70年代から90年代の混迷するイランを舞台に、等身大の少女をユーモラスに描いた自伝的同名ノベルをアニメ化。9歳の少女・マルジャンが革命の中、自分らしい生き方を模索していく。キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴらが吹き替えを担当。
ペルセポリス
期待以上でした!今年見た映画の中で1番かも。
なんでガソリンが値上がりしたんだろーってことからイランの戦争や革命のことに少し興味を持ってたので、
最近はそっち系の本を読みあさっていたけど、このお話は分かりやすい上にクオリティが高い。
絵がかわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいくて、とってもスタイリッシュ。
モノクロとカラーの場面の使い分けや、世界観の表現が素晴らしかったです。
思わずTシャツまで購入しちゃいました^^
夏ごろ教えてもらってDVDが待てないからはじめに本を読んだんだけど、こっちも読み応えありました。
本はこちら


ペルセポリスI イランの少女マルジ
下巻
ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る
著者のマルジャン・サトラピさんが書いた本が他にもあって読んだけど、そっちも面白かった。
イスラム文化独特の女性のファッションに関して、その厳しい規則の中にどうやって自分の個性を表現するのか等・・・
中学、高校時代の制服をどうやってかわいく着こなすか・・・っていう事に夢中になっていた自分と重ねてみたり。
スカーフのかぶり方やイスラム世界の男女間もオモシロ分かりやすく書いてあった。
やっぱり人は規則が厳しければ厳しいほど破りたくなるもので、その場合の行為もエスカレートするんだなーって思った。
自分の中ではおそらく・・・ベスト・オブ★2008の作品でしょう。今のところ。