モロッコ旅行記4 セ ボン♪ ボン♪ ボン♪
街の中を歩くとアラビア語の標識発見!
「止まれ」かなぁ?
右から左に読むアラビア語。本当にこれで意味を表してるから面白い。
二人で腹筋してるようにも見える。でも違う何かにも見える。何だろうー
途中一休みということでカフェに入ってみた。
フランスの植民地だっただので、いかにもって感じの名前のカフェをチョイス。
でもなぜかどこのカフェを除いてもおじさんしかいない。おじさんがみんなでサッカー観戦している。
女性を一人も見なかった・・・見かけたのは自分も含め外国人の観光客らしい人たち。
地元の人はカフェでお茶しないのかなぁ。
スペインでも1杯1ユーロ(約150円)だったコーヒー。
特にメニューも値段も見ないで頼んでびっくり!
モロッコではコーヒー1杯300円!
たいした値段じゃないけど、勝手にスペインより物価が低いと思っていたから。
味は、さすが!おいしー
スプーンもいーねー
ヨーロッパはコーヒー外しませんが、その延長でモロッコも美味しかった。
スペインの2倍の値段だけどそれだけの空間も提供してくれてるから、いいとしよう。
なかなか高級感あふれてました。それにしても人いなさすぎ…
メディナと呼ばれる市場の中に入ってみる。モロッコのどの町に行ってもある。
必ず迷子になる。くらい・・・広くてごちゃごちゃしている。
いい香りに誘われてケバブのお店の前で肉を焼いているおじさんを観察してみた。
これが焼く前のケバブ
焼くとこんな感じになる。
フランスパンの右の平べったい丸いのがモロッコパン。
食べてみる?って感じで指さししてきたのでこの辺で晩御飯でもと思い中に入る。
庶民的なにおいがプンプンしてた。いい感じ。
お似合いな感じの夫婦。
おばちゃんも始め例のマントヒヒを見る目だったけど、慣れてくるとお茶とかサービスで出してくれた。
そう、モロッコで有名なのがこのミントティー。日本や他の外国で飲むミントティーと違って、お砂糖をたっぷり入れて飲む。
始めはミントティーに砂糖って...と思っていたけど、これが案外おいしい。
モロッコではミントティーを『ウィスキー』と呼ぶ。
イスラム教ではお酒が飲めないので変な感じだけど。
日本でいうコーヒー、紅茶、緑茶、ビール、日本酒etc,,,これらの役割をすべて担っている万能ミントティー。
おじさんがまず焼けたケバブを1本持ってきてくれた。
このケバブは羊の肉で、日本で言うと焼き鳥みたいなものなのかな?
おいしい。あと2本焼いてもらう。
始めケバブって大きな肉の塊がぐるぐる回っていてそこからお肉を削いでサンドイッチにするものを想像するけど、
これが本当のケバブ。あの日本の街でもよく見かけるのはドネルケバブというらしい
海外旅行をしていて私の一番の楽しみは、その国の人と触れ合うとき。言葉は分からなくても筆談したり、
絵を描いたり、写真見せたり、何かしらコミュニケーションの手段はある。
でもできるだけその国の言葉で話したい。
はじめまして。
こんにちは。
わたしのなまえは○×です。
わたしは にほんじんです
ありがとう。
これいくら?
などなど...
こんな感じで最低限の挨拶を出会った人に教えてもらう。
ここで必ずといっていいほど覚えて帰ってくるフレーズが
「おいしいー!」
そういえば!フランス語で美味しいって聞いたことない!!と思いおじさんに教えてもらう。
「セ ボン」
今カタカナで書いてみるとトイレの芳香剤みたいだな~とか思ったけど、ネイティブがいうとすごくきれい。
「セ ボン」
いいやすくて旅行中何度も言った。
これは魚のツミレとモロッコパン。
「セ ボ~ン!」
ちなみに手で食べるから、できたては熱々なので注意しましょう。
この下のたれみたいのはオリーブオイルに何か少しピリッとしたものが入った感じだった。
あ、トマトがダメな人へ。モロッコでサラダというと90%くらいトマトサラダ。間違って注文してがっかりしないように!
モロッコの食事はどれも美味しかった。
海外でそんなにおいしいものに出会ったことのない私は(好き嫌いがあるというのと、何より和食好きだからというのもあるかもしれないけど)基本、旅行で食はあまり期待していない。
でもモロッコは初めて来て食べたものなのに口に合う。
美味しいものを求めて旅行する人たちの気持ちが少し分かった。
と、庶民の味を堪能していると15歳くらいの女の子が7歳くらいの妹と3歳くらい弟を連れて食堂に入ってきた。
なぜかお姉ちゃんは一人離れて座ってテレビのサッカー中継に夢中になる。妹と弟は私の横に座ってきた。
これまたかわいかったー
写真はぶれちゃってあまりきれいに撮れなかったけど、目がパッチリして将来イケメン間違いなし♪
この子が全然落ち着かなくって、私の横で滑ってテーブルにおでこと唇を打ち付けて出血・・・
久しぶりに子供が泣き出しそうな瞬間を間近で見た。
スローモーションすぎて、漫画みたいだな~とかのんびり眺めていた自分がいたけど、泣き出す瞬間にカバンの
中をあさりキャンディー発見。それを手のひらにのせると一瞬何が起こったか分からなかったのか、
しゃくり上げかけていた声を飲み込み涙目のまま手の中のキャンディーをみつめる。
3テンポくらい遅れて痛みを思い出したのか、また涙がジワジワとあふれて泣き出しそうになる。
お姉ちゃんと背中や頭をなでてやったりティッシュで涙と鼻水を拭いてあげたりするとすぐにケロッとしてキャンディーと格闘する。
子供って単純だな~とかほのぼのした気持ちになった。
一緒に記念撮影もしちゃった。
ぶつけたおでこが赤くなっちゃってる...
ここでこの子達が飲んでいたトマトスープみたいなものが気になったけどひとりで飲むには多いしな~
と思って周りを見渡すとみんな飲んでいた。
「食べてみる?」みたいな感じで誘われたので少しもらって飲んでみた。これもおいしかった。
後で知ったことだけど、このスープはハリラ(ハリーラ)といってモロッコのお味噌汁的存在らしい。
ダシもそのときによって魚だったり、肉だったりと違うらしいが私がこのとき飲んだのは肉のダシにトマトや豆が
入ったものだったと思う。
お腹も心も満たされ、更にメディナの中を散策。地元の人の生活の源。物があふれている。
オリーブ屋さん。
写真撮ってもいい?って聞くと笑顔でポーズ。
試食してもいいよと言われたので、お言葉に甘えて色々食べてみた。
どちらかというと苦手だったオリーブだったけれど、今回スペインに行って美味しさに気づき、はまった。
ワインにとてもよく合います。。。
特に小さい玉ねぎとキュウリのピクルスが美味しかった。
八百屋さん
ヨーロッパとかでもよく見かけるけど、この野菜の陳列の仕方はかわいいと思う。
でも下のほうとかちゃんと売れるのか心配になる。。。
坪がいっぱ~い。
ものの値段がついてないので物を買うときはすべて交渉する。
大体地元の人が買う金額の3~10倍、ひどいときはゼロが二つ違うらしい。これまた楽しいけど疲れる...
買い物はこのタンジェではしなかったので別のお話で書きます。
そろそろ暗くなってきたのでバスターミナルのある方へ向かう。
この次はそこで起こった摩訶不思議な体験についてです。
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コメントする場所間違えちゃつた・・・・前のブログにかいてしまった・・・orz
ゴメンなさい・・・
ミントティーおいしそう!!
パリのアラブ街で飲んだのですが「なんて甘いんだろう」と驚きました。
やっぱりフランス領だったからフランスパンがあるんですね。
モロッコパンとはどう違うんですかね?
フランスパンは完全に周りのミミ?カワの部分が硬いけど、モロッコパンは少し柔らかめ。
食べた感じも全然違うし、味も違いますよ~。もっと素材の味っていうのかな?
私はモロッコパンのほうが好きです~♪
旅行中、おいしいコーヒー飲むとホッとするよね(*^^*)
ちなみに、みえっちは今ドトールでお茶してる☆
本番前の癒しの時間(^3^)/
みえ~!!本番どうだった?お疲れ♪
今度また飲みに行こうね。話きかなきゃ…
いやー既に懐かしきケバブと髭とモロッコパン!
子供の写真、ブレてても雰囲気あって好きやなー。イイやん!
あれからちょっと体調崩してもたけどなんとか!!
またどっかで会おう!! チャオ。
ジュンペー君!この前はどーも。
久しぶりに更新したよ(笑)
今度はジュンペー君の写真見せてね!楽しみにしてます。
ちゃおちゃお~