モロッコ旅行記6 ちょっぴりカサブランカ
タンジェを夜中の12時頃出発し、カサブランカに明け方4時ごろ到着。
2時間待って朝6時にカサブランカを出発しマラケシュにお昼の11時半頃着くルート。
まだ辺りは真っ暗。午前3時頃カサブランカに到着。
6時まではだいぶある。
警戒していてバスでは寝られなかったし体はすごく疲れているのに緊張のせいなのか、旅行のテンションのせいなのか、
眠いのか眠くないのかよく分からない。
でもこんなところで眠りこけてバスを逃したら大変と思い、コーヒーで目を覚ます。
どこで飲んでも美味しいコーヒーはホットする。
しばらく本に集中していたけど、だんだんターミナルに人の姿が増えてくる。気がつくと空が白くなってきている。
カサブランカは滞在する予定はなかったので建物の周りを散歩したりした。
特に目につくものはなかった…が、バスターミナルの中に気になるスペースがあった。
そこはトイレの横の部屋で少し薄暗い。ドアとかがついてなくて、喫煙所かな?と思ったら中は何もない10畳くらいの
だだっ広い部屋。
かわいいアラビックな絨毯が敷かれていた。
もしかして仮眠室とか?!と思ったけど、ベンチの上で寝ている人はいるのにここは利用されてない。
んー、なんだろう。
誰もいない部屋に入っていくのは少し勇気が必要だったので、入らずに入り口の横のベンチに座って観察。
10分くらいたった頃か。年配の夫婦とおばあちゃんの3人は靴を脱いで部屋の中に入っていく。
なるほど、靴は脱ぐらしい。
危ない。危ない。知らなかったら土足のまま入ってたな。。。
やはり休憩室か何か???
いきなり覗くのは失礼かと思い逸る気持ちを抑えてしばらく我慢。
すると、今度は小学生くらいの子供を連れた親子が入っていく。
それに便乗して覗いて、ビックリ!
えぇぇぇ!
へぇ~~~
さすがっ
と、こんな感想を持ちました。
さて、何のための部屋でしょう?
答えは次回。
というのは、冗談でそこは、なんと!
お祈りの部屋でした!
イスラム教は一日に5回メッカの方向を向いてお祈りをする。
そのうちの朝のお祈りの時間だったらしく続々と人が入っていく。
よく目を凝らして部屋の中をみるとメッカの方向と思われる方に旗のような布がかかっている。
アッラーの絵なのか?よく見えなかったけど。
なるほど。すごい施設があるもんだ。こんな公共の場所に。
この後モロッコの様々な場所でこのようなスペースを目にした。
大体トイレとセット。
お祈りの前に手足を清めるため水道の近くに設えてある場所が多かった。
そんなことに軽く感動している間にバスの時間。
どれに乗っていいかよく分からなく、自分の預けた荷物が置かれたバスに向かい運転手にチケットを見せた。
どうやらこれらしい。
モロッコのバスは行き先がアラビア語とフランス語で書かれていてアルファベットがあるだけ安心だったのだが、
このときに乗ろうとしたバスにはそれがなく運転手や係員3人くらいにバスを指差し『マラケシュ?』と聞いて回った。
こういうときはとことん疑って、3人以上の人に確認した方が安心♪
カサブランカは滞在しなかったので、バスの中から撮った写真だけ。
モロッコは都市別にタクシーの色が違った。
タンジェは水色だったし、ここカサブランカは赤らしい。
タクシーの運転手同士の縄張りを守るためなのか?
面白い習慣だなー
これはカサブランカのメディナ(マーケット)
このように壁で囲まれている。
カサブランカはチラッとしか見てないけど、結構都会の匂いがした。
この写真はちょっと気に入ってる。
手前の白い建物がヨーロピアン風で、その横のビルはソウルの教保文庫の建物に似ている。
そしてその前を走る日本では農村でしか見かけないリアカーつきのバイク。
なかなか粋な組み合わせ。
様々な文化が入り組んでいる街を垣間見る一枚。
30分も走るとこんな風景。
超ノドカ。
いいな~こんな田舎。
1時間くらいこんな道も通りました。
素晴らしい眺め。
こんな風景滅多に見られない。
もう無心で見入っちゃいますね。
あの遠くでうごめいている生き物が何なのか最後まで分からなかった。
なんだろなんだろ
なんだかんだあったけど、もうすぐ到着。
びっく してぃー まらけしゅ!
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