モロッコ旅行記15 ベルベル人にならないかい?-ミュージシャン編-
とうとうやってきました。
サハラ砂漠!
結構すごいですので、まずは写真をどーぞ。
ココは興奮した私たちを見たドライバーがサービスで止まってくれた場所。
そして、私たちの乗るラクダちゃん達。
これ、私の子。
いきなり白いラクダとは!
ん~~~!かわいーーーーーーーーーーーー。
まつげ長い…キリンみたいだ。
イヨイヨ出発。
実はスゴク恐いのです、ラクダ乗るの。
それはおいおいお見せしますが。
もう砂しかない。
案内してくれたのはサハラ出身のベルベル人。
どこをどう歩いて進むかは太陽の位置と時間がポイントだとか。
頭では分かっているけど本当に砂しかないから、冗談でしょ?って思った。
でも確かに何かを目指してラクダをひいていく後姿は頼もしかった。
こんな何にもないところを歩けるのはサハラ出身の人だけ。
イケメンの背中。
イケメンの影とツーショット。
恥ずかしいから直接は…エヘッ
National Geographic に応募しようかな、っていう写真(冗談です、ごめんなさい)
ただそこにあるものに感動する。この感覚ってすごい。
足元から震えた(ラクダに乗ってたからプラプラしてたけど)
何人かモロッコの写真見てもらいましたが、上の写真↑とこの写真↓人気ありましたね^^
もう一つのキャラバン。いいね~ラクダの行列。
テントに到着して、みんなで砂丘の上まで上っていった。
この写真も結構好き。
ご飯はいつものタジンを食べて(何回食べてるんだか…でも全然飽きない)
おじちゃんがお茶入れてくれた。
モロッコのミントティーは高い位置から注いで泡を立てて飲むのが正しい方法。
ニッポンの茶道みたいなものだろうか。
本来は5人くらいで1個のグラスを使って順番に飲むから全員がお茶を飲み終わるのに1時間以上かかることもあるらしい。
お茶を飲んで一息…つく間もなく始まった音楽の時間。
この三人すごい。
砂漠の上を地図なしで歩くわ(もともとないけど)、砂漠の真ん中で料理はするわ(手際もよかった)、さらに音楽まで…
ベルベル音楽はまった。この雰囲気の中で聴くからよかったのかもしれないけど、グッときた。
思わず涙ぐんだ瞬間をスペシャル動画でどうぞ!
一通り聞いた後は、モロッコの楽器を習った。
彼女はカルカベというモロッコ伝統楽器のカスタネット。この音よかったな~
私は…これも伝統楽器の一つ。モロッコの太鼓、タブラ。
このたたく部分はラクダの革でできている。
ラクダの匂いはしませんでしたが。
一応太鼓はたたけば音が出るけど、あの高めの音を出すには指先にグッと力を入れて、硬い感じでたたく。
和気あいあいに見えるけど、このお兄ちゃん結構厳しい。
多分、小2時間くらいは習ったと思う。手のひらがかゆくなった…
その指導のお陰で結構たたけるようになった。
そして、みんなで最後にあわせる。
感動したなーーー
音楽が止むと無音の地、砂漠。
こんなに音楽で盛り上がったグループは初めてと言う、この道約20年というベテランのおじさん。
最後まで残った私とカスタネットのオージーガール、二人そろってスカウトされました。
「ベルベル人にならないカイ?」
「俺達と音楽ヤローゼ」
どーせなら絨毯売るより砂漠でミュージシャンのほうがいいなぁ。
1週間くらい過ごすのもいいかなと思った。
でも1つアウトだった出来事。
私:「トイレってどこ?」
お兄ちゃん:「どこでもどーぞ♪」
私:(え・・・っと?)
当たり前なんだけど…
砂漠トイレありません。
もちろんシャワーもお風呂もありません。
お風呂も汗かかなければそれほど気にならないけど。
寝る場所も特に問わないタイプだけど。
トイレないのはきっついなぁ。
懐中電灯を持って外にしに行かないといけない・・・。
100歩ゆずって夜は何とかなっても、日が高いうちはちょっとアレだなー
特に西洋人の皆さんにはきつそうでした。
では、次回はもっと素晴らしい砂漠の様子をお送りしましょう!
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